
売るための金融ではなく、育てるための金融を。
会社概要
Laurel Advisory Sàrl(LAS)はスイスに本社を置き、長年にわたり銀行、信用機関、資産運用会社、ファミリーオフィスおよび適格機関投資家に対して、資産配分戦略、金融商品設計、クロスボーダー投資ソリューション、リスク管理モデルを提供してきた独立系の金融アドバイザリー会社です。
2018年、LASは日本の金融庁より金融商品取引業者としての登録(関東財務局長〈金商〉第3361号)を取得し、日本市場を長期的な戦略拠点の一つとして位置づけました。現在、日本事業は既存のコンプライアンス体制を基盤として本格的な展開フェーズに入り、金融商品提供の対象も機関投資家から個人投資家へと段階的に広がっています。
しかし、LASが日本市場において重視しているのは、単なる金融商品の提供ではありません。その根底にある理念は一貫して「能力と責任の両立」です。LASは日本を販売市場としてではなく、金融に関する知識、判断力、構造理解を提供する「能力創出の市場」として捉えています。
LASが日本で提供するすべての金融商品およびサービスは、機関投資家レベルの調査・分析、十分かつ明確なリスク開示、厳格な適合性確認を前提としています。投資家が常に「何に投資しているのか」「なぜ投資するのか」「どのようなリスクが存在するのか」「資産成長の論理は何か」を理解したうえで意思決定できることを、最も重要な価値として位置づけています。
LASの目標は、投資家を会社に依存させることではなく、金融を資産成長のための手段として主体的に活用できる力を、時間をかけて身につけていただくことです。長期主義、透明性、責任ある金融を軸に、日本における持続的な資産形成の基盤づくりに取り組んでいます。
設立と役割
aurel Advisory Sàrl(LAS)は、スイスに本社を置く独立系金融アドバイザリー会社として設立されました。銀行、資産運用会社、ファミリーオフィス、適格機関投資家に対し、資産配分戦略、金融商品設計、クロスボーダー投資スキーム、リスク管理モデルを提供してきた実績を基盤としています。
LASが重視してきたのは、金融を単なる商品として販売するのではなく、構造として理解し、管理・運用できる仕組みとして提供することです。短期的な市場動向に左右されるのではなく、資産配分、リスクの所在、時間軸の役割を明確にし、再現性のある意思決定を可能にする金融の在り方を追求しています。
日本市場におけるLASの役割は、スイスの機関投資家レベルで培われた研究、リスク管理、量的分析、コンプライアンスの知見を、日本の制度・規制環境に即した形で整理・構造化し、投資家が理解可能な形で提供することにあります。LASは、依存を生まない金融、過度なリスクを前提としない金融を通じて、長期的な資産形成の基盤を日本市場に定着させることを目指しています。
私たちのビジョン

能力(Capability)
投資家が相場の雰囲気や他者の推奨、短期的な価格変動に左右されることなく、金融商品の構造、資産配分の役割、リスクの位置づけを自ら理解し、その理解に基づいて中長期の資産成長を主体的に設計・判断・運用できる状態を、日本市場における新たな標準として定着させます。

透明性(Transparency)
すべての金融商品および投資戦略について、投資対象の性質、設計意図、想定されるリスクと機能、ポートフォリオ内での役割を事前に明確化、投資家が「何を、なぜ、どのような前提で保有するのか」を十分に理解したうえで意思決定できる市場環境を、日本において継続的に構築します。

責任(Responsibility)
短期的な成果や販売拡大を優先する金融の在り方から距離を置き、過度なリスク負担や情報格差を前提としない形で、より多くの投資家が時間・分散・構造を活用した健全な資産成長に参加できる金融の仕組みを、責任ある運営と制度設計を通じて日本市場に実装します。
日本代表責任者 森田 明彦
1965年大阪府生まれ。教育と規律を重んじる家庭環境のもとで育ち、誠実さ、勤勉さ、論理性を価値基盤として身につける。幼少期より数字や経済構造に強い関心を持ち、高校時代には市場・政策・産業動向を独自に分析していた。
大阪府立北野高等学校卒業後、大阪大学経済学部に進学。マクロ経済分析や産業構造研究に注力し、国際資本市場や為替メカニズムへの理解を深める。1988年よりスイス・ザンクトガレン大学(University of St. Gallen)にて修士・博士課程を履修し、1995年に金融工学博士号を取得。博士論文では、投資成果の差は能力ではなく金融知識と資源へのアクセスの差に起因するという視点を提示した。
博士号取得後は、チューリッヒ、ロンドン、香港、シンガポールなど世界主要金融拠点において、機関投資家向け資産運用、クロスボーダー金融構造設計、リスク管理、ファミリーオフィス業務に従事。金融は才能ではなく構造によって左右されるという思想を確立する。
2018年、Laurel Advisory Sàrl(LAS)に参画。同年、日本の金融商品取引業者登録(関東財務局長〈金商〉第3361号)取得に伴い、日本市場の制度設計と事業構想に深く関与。2025年よりLAS日本代表責任者(Chief Representative Japan)に就任し、日本市場を長期戦略の最優先領域として推進している。
森田は、日本市場の課題は知識の透明性と構造理解の欠如にあると考え、販売主導ではなく長期主義と責任ある金融を軸に、投資家が主体的に資産成長を管理できる環境づくりを目指している。
構造・透明性・長期視点に基づき、金融を使いこなす力を提供する。
Laurel Advisory Sàrl(LAS)|Switzerland・Tokyo|関東財務局長(金商)第3361号
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